H30 行政書士試験~過去問集の使い方

行政書士受験

私がフォーサイトで行政書士の勉強を本格的に始めたのが平成30年の2月でした。

4月から遠距離の職場に異動になり通勤時間に時間が取られるので、必然的に勉強時間が減ることになります。
そこで、通勤の自家用車の中で、講義用DVDを流しっぱなしで視聴する事にしました。
もちろん運転には細心の注意を払いますのでガッツリと視聴することは出来ませんが、 法律用語を耳慣れさせる程度なら十分効果がありました。
職場が山奥にあるので、街中を抜けて山間部に入ると歩行者も対向車も全くいない状態になります。信号もほとんどないので、割とDVD視聴は効果があったと思います。
法律のみならず、勉強というのは専門用語を覚える事が結構な比重を占めると思いますので、その点では耳慣れ作戦は成功したなと思います。

テキストベースでの勉強は、朝早く起きて1時間〜1.5時間ほど自宅で勉強、仕事が終わってから帰宅途中の図書館で、また1時間〜1.5時間程度勉強していました。
1日に2〜3時間は出来る計算ですが、残業もあったり家の事もあったりするので、平日の図書館は週に3日くらい行ければ良いと言った状況でした。休日は用事が無ければ1日中図書館で勉強していました(それでも、長くて8~9時間位だったでしょうか)ので、結局テキストベースの勉強時間は週に20~30時間程度だったでしょうか。

さて本題の過去問です。
勉強している最中、過去問が中々解けるようにならずに苦労しました。
フォーサイトのテキストはとても見やすくDVDも分かりやすいのですが、テキストやDVDの分かりやすさに比べて、過去問の文章が難しすぎて最初はほとんど解けません。(実際に過去に出題された問題ですから決してフォーサイトが悪い訳では無いのですが)
問題文自体の意味が分からず、テキストのどこを読めば良いのかすら分からないという状況です。
それと、問題が難しいので1問解くのに時間がかかりすぎ、なかなか先に進まないという状況でした。

今思えば、どうやら過去問集の使い方が間違えていた様な気がします。

過去問集は「テキストで覚えて(インプット)、過去問集で解く(アウトプット)」「自分の到達度を確認するために問題を解く」と思っていましたが、どうやらそうではなくて「過去問をやりながら知識を深めていく(過去問によるインプット)」と言うのが正解だったんだなと思います。「過去問集も含めてテキスト学習の一部」だと。

であれば、どうせ何回も繰り返すのだから「最初は問題文を読んだらすぐに解説を読む」「まずはどんな問題が出題されるのか傾向をつかむ」程度でちょうど良かったなと思います。
問題の選択肢の中には、とても難しくて答えられないような問題で、最終的に無視すべき問題もあります。そんな問題に何分もかけてウンウン唸っていても、本番で点が取れる様にはなりません。
「この論点はしっかり押さえておべき論点だな」「同じ論点を問う問題が出たら必ず取ろう」「この論点は難しすぎるからパスすべきだな」そういう視点での勉強が必要だったなと思います。

フォーサイトに限った話ではなく、最初は問題にあまり時間をかけず、まずはどんどん前に進むべきです。時間がもったいないですからね。
私は、最初から問題を解くのに時間をかけてしまったので、かなりの時間の無駄があったなと反省しています。

ところでフォーサイトの過去問集には、各ページ毎に勉強した日や正誤を記録する欄等が設けられています。
それを活用する事により、前回から何日経ったか、前回の結果はどうだったか等が分かるように工夫されていました。フォーサイトでない人も、同じ様に解いた日やその結果を記録しておくと大変便利かと思います。大して手間でもないので、ぜひやった方が良いです。

またそれとは別に、フォーサイトには勉強日記帳的なものもパックに入っていたので、それも活用しました。
勉強時間を積み重ねると、受験前に「自分はこれだけやったんだ」という自信になりますし、逆に「受験前に自信を持てる様に勉強時間を積み重ねよう」という日々のモチベーションアップにもなります。
あと、「1周回すのに何時間かかったか」が分かるので、スケジュールの組み直しにも使えます。

勉強には時間の管理は不可欠だと思います。

こういう本を図書館で読んでモチベーションを保っていました↓

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