H30 50代で行政書士試験一発合格を目指す!

行政書士受験

会社を早期に退職し、士業で開業しようと決めましたが、「では一体何の資格で開業するか」考えました。

士業で独立向きの資格は何か?

弁護士、社労士、中小企業診断士、税理士、公認会計士、行政書士、司法書士、弁理士・・・他にも色々ありますが、前提として「早めに独立したい」「合格まであまり時間をかけられない」と言うのがありました。

難関で合格まで時間がかかり、かつ合格後の修業が必要な弁護士、税理士、公認会計士は早々と脱落。
業務独占でなく、経験が必要な中小企業診断士も脱落。
弁理士は首都圏でないと顧客がいないというので脱落。

独立しやすさで社労士と司法書士と行政書士が残り、それぞれ検討した結果・・
・司法書士・・これも難関。合格すれば独立が速そう。暗記要素が多く自分には合わないかも。
・社労士 ・・合格出来そう。合格すれば独立出来そう。暗記要素が多そうで自分には合わないかも。
・行政書士・・合格出来そう。合格すれば独立が基本。ネットのうわさでは食っていけないらしい。

社労士は、自分の知人が開業していて何となく同じ資格を取りたくなかった(競合を避けたいという無意識ですかね)ので、最後は行政書士と司法書士の2択になりました。

司法書士は、弁護士、公認会計士、税理士等と並ぶ難関だし、合格に時間がかかるだろう。
暗記が多いみたいなので、記憶力(暗記力)が衰えている自分には合わないのではないか?

行政書士は、割と基本的な問題が多いらしい。合格までの時間も1~2年で行けるかもしれない。
合格後に仕事が無いといううわさがあるが、何とかなるだろう。

という事で、行政書士試験を受ける事にしました。

FP3級は独学で勉強しましたが、行政書士はそうは行かないだろうと予備校を利用する事にしました。

こういう本も読みました↓

さて、どの予備校にするか比較検討した結果、フォーサイトという通信専門の予備校にしました。

フォーサイトは、「合格率 41.3%」「範囲を絞った内容でテキスト分量が少ない」「通信講座に特化した講義動画」「講座費用が安い」というのがウリでした。「6か月で合格!」といううたい文句もあり、合格者インタビューでも一発合格者が多くいましたので、約10か月あれば大丈夫かなと思い、決めました。
でも一番の決め手は金額です。他社だと10万円以上が当たり前でしたが、ここは6万円強でした。(テキスト、過去問、講義DVDのセット)
校舎を持たない分、金額が安く抑えられているという説明にも納得いきましたので、費用と分量を中心に考え、ここに決めました。



フォーサイトでは、自分の生活パターンとか、1日の可処分時間とかをサイトに入力すれば自動的にスケジュールを設定してくれるツールが用意されています。
基本、早めのスピードで回数を繰り返すという学習方針です。

テキスト分量が少ないという触れ込みでしたが、いざ教材が届いて見るとけっこうな分量でした。・・これで少ないのか・・?と思いましたが、テキストは理解を促進するための挿し絵や、メモが追記できるスペースが多く、また文字も大きいので、見た目の分量よりは、コンパクトな内容だったと思います。
量が多いな・・と感じた割には、実際何周も回せてますし、一発合格出来ました。

またフォーサイトのテキストは、重要な論点は丁寧に解説し、重要度が落ちる論点はアッサリ記載とメリハリがつけてあります。
アッサリ部分を理解したいと思うとネット等で勉強する必要があるのでその辺は面倒でしたが、フォーサイトとしては、そこは時間をかけなくて良いという判断なのでしょう。
重要論点を深く勉強すれば合格できるという方針だと思います。

DVDは、専用のスタジオで撮影された、通信講座に特化した動画でした。
単に講義の風景を映しただけ・・な予備校もある聞きますが、フォーサイトはそこが違いました。
先生が受講生一人一人に語り掛ける感じで講義は進んでいくので、マンツーマンで勉強に取り組んでいるという気持ちになります。
また画面にテキストを映して、それに先生が書き込んで説明してくれる場面もあるので、自分のテキストに追記したりして飽きずに取り組めます。そしてそれが記憶のクサビになったりします。
DVDにはコーヒーブレイクと言った、先生の雑談的なコーナーもあり、勉強方法についての知識や実務についての説明など学習のモチベーションを上げるのに大変役立ちました。(そのコーヒーブレイクが楽しみで勉強していました。)

テキストとDVDがメインの教材ですが、もう一つ強力なのが「道場破り」というスマホで勉強できるツールでした。
これにより、スキマ時間を有効に利用した勉強も並行して行えます。私が思うに、これが一番効果がある教材かもしれません。(今は「ManaBun」に名前が変わっているようです)

この「道場破り」(今は「MabaBun」)は、スマホを使って肢別問題を解く、それにより知識の達成度が分かるという、とても便利なツールでした。問題は時間制限があり、ボヤボヤしていると時間切れになるので、問題を解く際の集中力も鍛えられます。また間違えた問題だけ繰り返したり出来たので、苦手対策にも効果を発揮しました。
1日の仕事と勉強を終えて、「疲れた・・」と思ってベッドに入ってから、さらにもう一回勉強が出来ますし、電車の移動時間とか何かの待ち時間とかにもサッとスマホを出して問題が解けるという、とても優れものです。
「ManaBun」自体は、私には内容が分かりませんが、名前が変わったという事は内容もきっと進化しているでしょうから、今後も期待して良いと思います。

このように、勉強を飽きずに続けられる工夫が徹底されています。

私は、勉強を始めてから本試験まで、分からない論点をネットで調べたりはしましたが、教材としてはフォーサイトしかやっていません。と言うか、他に手を出す余裕がありませんでした。
何だかんだ苦労しながらも挫折する事なく勉強を続けられ最終的に合格できたのは、フォーサイトの学習方針にうまく乗っかれたからかな、と思っています。(合格者のひいき目の補正が入ってるかもしれませんが、そこはお許しください)

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