平成31年1月30日、行政書士試験の合格発表があり無事合格していました。
会社で仕事中に確認しようと思えば出来たのですが、応援してくれた妻と一緒に確認したくて、夜までガマンしました。
結果、なんとかギリギリ合格してました。わが県では、200人強受けて20人合格だったみたい。やはり1割程度ですね。
翌日到着した通知書を見ると、得点は190点でした。出題ミスがあって全員4点プラスされたので、それがなければ186点でした。本当にギリギリの合格でした。
まあ、商法は半分捨ててたし、民法も最後まで十分な理解は出来なかったので、良く合格出来たなと思います。
逆に、大して実力もないのに合格してしまったので、仕事に必要な知識を身につけるためには、今後も勉強を続けないとならないな、と思います。
実は本試験が終わって後日、フォーサイトの採点サイトで自己採点したところ、予想得点は188点という、なんとも微妙な点数でした。記述式の採点の結果では落ちてるかもしれないなという不安が最後まで残りました。
実のところ、試験当日の自分は結構調子が良くて、試験問題を解きながら『これは、200点越えるかな〜』と思っていたんですよね。
でも、意外にそういう時はダメらしいですね。ちょっと苦しいな、ぐらいの方が良いようですよ。
あと、試験日前夜、「最後の勉強が終わった~」とばかり、緊張の糸が切れて少し飲みすぎてしまいました。翌日は若干二日酔い・・それも良くなかったですね。
皆様、「もうこれで勉強しなくて良い!」と思うのは、本試験が終わってからにしましょうね。
さて、行政書士試験合格後に感じたことを改めてまとめます。
行政書士って法律専門職の中でも易しい部類だと言われていますが、実際はかなり難しかったです。
そして、苦労しながら勉強して来ましたが、いま思えばもっと楽に出来たかなという、反省点も多々あります。
・過去問のパターンを覚える勉強法になってしまった。
過去問を回している内に、結果として「数をこなす事」に一生懸命になってしまった気がします。
過去問を解いていると頑張った気分になれてしまうんですよね~・・でもその気分の割に法律の理解は深まらなかった気がします。
もっと、問題の背景とか具体例を思い浮かべて深く考察する必要があったのかなと反省しています。(時間との兼ね合いもあるので、このバランスはとても難しい、とも思います)
・条文を覚える努力をしなかった。
私はマル暗記するのが苦手で、ハナから条文を覚えるのは諦めていました。でも条文を覚えていれば解ける問題も沢山あるし、もったいなかったなと思います。
一言一句マル暗記するのは無理としても、ポイントだけ覚えるのなら出来たかもしれないなと反省しました。
これから仕事をしていく中でいちいち六法引いているヒマもないでしょうから、一定程度の条文の記憶は必要になるでしょうし、少しでも覚える努力をすれば良かったと反省しています。私は、苦手と言うのを免罪符に、苦しい暗記作業から逃げていたのだなあと思います。
・もっと勉強出来た気がする
半年以上勉強することになるので、途中で息切れしない様に、無理しない様にと気をつけていました。
決してサボっていたとは思いませんが、いま振り返るに、まだ余裕があったのかなとも感じます。
これも、体力気力とのバランスかなと思いますが、勉強体力をつける努力も必要かもしれません。
試験勉強はどうしても焦りが出てきますので、「あれもこれも」「やならきゃやらなきゃ」になってしまうと、せっかくの努力も上滑りになってしまう様な気がします。
テキストも過去問も前へ前へと回数回す意識になってしまいますが、時に立ち止まり、じっくりと深い理解を得るとか、記憶定着の時間を設けるとか、そういう時間も必要だったのかなと思います。そういう緩急のメリハリをつけられたなら、もっと楽に勉強時間を増やせたかなと思います。
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