行政書士の営業-6 来た仕事は断らない

司法書士受験

営業というか、業務を行う上での心構えの話です。
私、業際とか依頼人さんのためとか、色々考えすぎて、最初の頃は受ける仕事を絞っちゃってました。
例えば、「相続による土地の名義変更」なんて電話が来ると、「あ~それは司法書士の方が良いですね」なんて言って断っていた訳です。
でも、依頼人さんは、この私に連絡してきてくれた訳です。
他に当てがなくてやっと私にたどり着いたのかもしれない、もしかしたら、知人の紹介で敢えて私に連絡してきてくれたのかもしれない。(遺産分割協議書でも作ってもらおうかと)
だとすると、まずは話を聞いて、手伝えることは手伝う、何も手伝える事がなかったら、そこで初めて司法書士につなぐ、というステップを踏むべきだったなあと今は思います。
一般の人にとって(というか私たちにとっても)、最適な士業を探すのはけっこう面倒なので、少しでも縁があればぜひ話をお受けして、一度は聞いてみる姿勢が大事だなあと思います。
「開業当時は、複数人に業務を依頼すると依頼人さんの負担が増えちゃうかなあ」「直接司法書士の方が良いのではないかな」と思っていましたが、今は、自分が間に入る事でよりスムーズに、気持ち良い手続きが出来れば、それはそれでアリかなあと思うようになってきました。提携の司法書士なら若干値引きしてくれるかもしれないし、そうなるとむしろ安く上がる可能性もあるかもしれない。
士業はみんな報酬がバラバラなので、単純に足し算引き算にはならないですからね。
いただいた金額以上の価値を依頼人さんに提供することが出来れば、それで良いのかなと思います。


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